さっさと引越し! 移りゆく人生の泡沫を面白おかしく記述することを目標にするBlogです

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カップ麺にも賞味期限がある
 実益を兼ねた趣味として、普段から割と料理をするんですが、用事が立て込んでいるときは中々そうもいかず、インスタント食品に頼ることもあるさ。

 稀代の名著『美味礼讃』を記したブリア・サヴァランのような、食に対する執念の凄い食通というのは、それはもう毎回の食事を堪能するたびに、「これでまた、人生で味わえる食事の回数が一回減ってしまった」と悲哀の表情を浮かべるのだという。
 関係ないけど、フランス語を直訳すると、上の本は『味覚の生理学』とでも言うんでしょうけれど、この題『美味礼讃』は、どうしてなかなか名訳ではなかろうか。


 ま、それはともかく。
 インスタント食品も、3食食べればすぐ飽きるものの、たまに食べる分には申し分のない味が多いように思う。
 最近、邱永漢の本を読んでいたら、何でも氏はアメリカやイギリスのような、「料理の後進国」を旅行するときは、トランクになんぼかインスタントラーメンを詰めていくそうだ。
 ホントかいな。

 アメリカの料理は……筆者の貧弱な経験から言うと、確かに手を加えたものほど賞味に値しないとういか……広大な大地、豊かな自然が存在するのだから、美味いものがとれるはずで、事実オレンジやリンゴなどは悪くない。だが悲しいかな、美味いものに対する執念が欠けている。
 どうも料理オンチな感覚は、ゲルマン人に共通した悩みのようで、イギリスなどは自虐ネタにしてしまうくらいだが、才覚のある人物はいなかったのだろうか。

 閑話休題

 学生は多用するというインスタント食品が、そんなこんなで買う割に消費されず、何カ月に一回か、賞味期限的に切れそうなものを食べてしまうのだが、風味も、味も、古い油でサビついたような味になっていることがままある。
 食べ比べてみると良く分かる。
 同じインスタント食品でも、作りたて(調理直後ということではなくて、生産直後)が美味い!
 これはもう、中でも美味いインスタントラーメンの研究・開発に情熱を燃やしてきた日本人の勝利であろうが、「新鮮なものは美味い」という普遍的な何かを感じてしまうのは自分だけだろうか。

 しかし、インスタント食品を美味く食おうとすると、保存の役には立たない……。
 中々バランスが難しそうだ。



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